MAJIK DSM/3 + 小型ウッドコーンスピーカで、鄧麗君(テレサテン)を聴く

購入してから12年ほどになる、Victor(当時)のコンパクトシステムEX-A5のウッドコーンスピーカです。スピーカスタンドはその後、同じくウッドコーンスピーカの上位機種SX-WD500用に作られたLS-M5です。
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EX-A5の小さなスピーカにはやや勿体ない感もありますが、スピーカの能力を十分引き出してくれるしっかりとした造り。同一メーカー製ということもあって、スピーカ取り付け穴の寸法に互換性があり、かつ、脚部の幅とスピーカ本体の幅も偶然ですがほとんど同じ。配色や材質・仕上げ上のバランスもなかなか良好だと思っています。

さすがにEX-A5の本体はCD/DVDプレーヤーのトレイ動作が寿命を迎え、数年前にONKYOのCR-D2に入れ替えて使用しています。これをLINN MAJIK DSMTEAC AI-501DAに入れ替えるとどうなるか、数回とっかえひっかえしながら自宅で比較試聴してみました。

結論は圧倒的にMAJIK DSMの勝ち。

件のウッドコーンスピーカは、インピーダンス4Ωで能率もカタログ値で80.5dB/W・mと非常に低く、パワーアンプにはドライブ能力が要求されます。MAJIK DSMはこのスピーカを最低音域まで余裕をもってドライブするとともに、ボーカルの質感・定位が何とも言えない自然さで空間にポッカリ浮かび上がります。クラシック音楽の他、アジアの歌姫こと鄧麗君(テレサテン)の中国語盤CDを4枚ほどじっくり聴き込んでみました。
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歌唱力・音楽的に大変優れているソースである上に、良い機器で鳴らすと一層心に染み入るものがあります。

AI-501DAは低音が弾む感じですが、最低音域までは出きっておらず、比較試聴すると軽さ・軽快さが前面に出る感じがします。CR-D2はドライブ力は十分ですが、MAJIK DSMの自然さと比べると中高音にやや独特の響き・冷たさを感じるというところです。これはこれで一種のアクセントなのですが。

価格帯がまるで違うので、それを考慮すればAI-501DAもCR-D2も十分健闘しているのですが、MAJIK DSMでじっくり聴き込むと後戻りできないと思いました。(こういうのを、悪魔の囁き、オーディオ沼への入口というのでしょう。)

なお、MAJIK DSMの唯一の弱点と私が思っている残留ノイズも、このスピーカとの組み合わせならば低能率のおかげであまり気になりません。欧州は平均的な住宅事情(部屋の広さの制約、レンガや石造りの堅い壁)のせいか、低インピーダンスで能率も低い小型スピーカが多いと言われますが、スコットランド生まれのLINN製品はそうした市場ニーズに適合・配慮しているのかもしれません。

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